真のメディカルヨガアプローチ 

広島でのヨガWS
 
 
 
 
 
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坂東 イッキ / Yogi / ヨガ講師 / 沖縄(@ikki_bando)がシェアした投稿

 

真のメディカルヨガアプローチ 

 

 

上記のインスタ埋め込み動画は、先日、広島スアヨガ にて開催させて頂いた私のヨガWSの一コマです。

中央のアサナを取られている女性は、コシに障害を持たれている方であり、当日はバックベンド(後屈)を行える様な状態では無かったということ。

しかしながら、私がご覧の様にアサナを用いたヨガ施術を施し、彼女に付き添い、アサナアジャストメントを行いながら後屈を取って頂くことで、この様に痛み無く、後屈のポーズを取らせてあげることも、可能となるのです。

 

しかしながら、私の本当の狙いとは、単に痛み無くポーズを取って頂く事では無く、

このケースにおいて、アサナは目的では無く、あくまでも手段であり、

その目的とは、本物のメディカルヨガを用いた、彼女のコシの症状の改善なのでした。

 

彼女のコシの痛みの原因となっていた正中線上や、その他の歪みを、私は感知できた為、

動画の様に、彼女の片方の脚のみを前に出して貰い、片側だけポーズを行って貰い、

このアサナを用いた施術の後は、身体の歪みが解消されたことにより、

彼女のコシの症状は改善され、クラス後はニコニコ顔でお帰り頂くことが出来たということ。

 

そのことは、受け手、送り手の双方が、受け切り、送り切るという、

それぞれの特色を十分に活かせていた、からこその、アサナ施術の成功例と云えるのであろう。

 

 

学びとは?

 

 

しかし、施術や学びの場で、受け手と送り手の間に、壁や障害が在る際は、そこに大した変化が起こるものではない。

いかに、送り手の贈り物が良かろうとも、一度張られた受け手のココロのATフィールドが解かれることは稀なのです。

そして、その際の、受け手サイドの心境としては『私をこんなに怒らせてー!キッーーーー!』と、ヒス気味 or グジグジと、その執着の対象である送り手に対して、軽蔑の冷めた目と共に、タマス、闇重く、苦しくのしかかる。

 

しかしながら、見たこともない様な、お宝が面前に投げられた場合、

途端に目の色を変えた受け手は、壁を張ったまま、感謝、リスペクト無く、一目散に宝を貪るのであり、それと同時に信用も失うのです。

また、その場合も、受け手は大成功したとは、とても言えず、そこそこの受容者としか成り得ないのです。

 

壁があり、送り手、受け手共に八方塞がりの状態とは、お互い気分悪く、

なにより、学びの屋の雰囲気が悪くなる事が一番のネックであり、

そこに実りある学びは、あり得無いのであるからして、両者共に時間のムダなのです。

 

唯一の解決法である正解とは、受け手側がその場よりヴァイラーギャ(離脱、執着から離れる)する事だけであり、そうすることにより、それ以上、お互いがココロを闇重苦しく染めることもないのです。

そして、私もその経験があるのです。

 

さて、

動画の彼女であるが、

『もうこれ以上ムリ、もうムリ』

と、自身のコシを心配され、しかし、そう言いながらも、怖さを抑えて果敢に乗り越え、頑張られた彼女は、実にご立派なのでした。まさにリスペクトである。

良き結果(変化)が彼女に訪れた事実とは、

私との間にあらゆる障害が無かった。ということを示唆しており、

 

他力と自力が、シッカリと握手をできた時のみ、

このような奇跡は起こるのです。

学びとは実に、二人三脚なものなのです。

 

 

 

真のメディカルヨガアプローチ

 

 

ヨガの本質とは規律であり、技術である。

そのことは、AIなど入り込む隙も無い、謂わば、究極のアナログなのであり、私自身の脳内に備わる正型である基準に、対象の歪んだ身体バランスを照らし合わせ比較して、瞬時に適切な評価を下し、

クランケに、どの薬(数あるアサナ)を、以下ほど服用(強度、回数)して頂くのかを判断決定し、傍に付き添い、骨の配列と神経システム、プラナの流れを直感と経験、体感的にありありと知覚し読み取り、声無き交渉を行うのである。

 

それは、思い遣りという愛をベースとして、被術者の内的世界にある、各器官や細胞間に存在する、謂わば、社会的、文化的なコミュニティとの交渉と融合である。

被術者にアサナをまとわせ、優れた音楽家がインストゥルメンタルを巧みに扱うかの様に、エイムポイントに対して、霊的な指先を用いて、綿密微細な微調整を加味しながら歪みを正し、鈍痛の埋まったコシを改善に導く。

 

 

この様に、ヨガとは..

単なるフィットネスや、ストレッチでは無く、かと言って、難解なアドヴァンスポーズに、ガメ吐く執着するのでも無く、

身体の苦しみを改善に導くものなのである。

 

それは、ネットや本では拾うことの無い

本物のヨギより伝承された、知る人ぞ知る、森羅万象の幾何学的秩序に従った、知的なアドヴァンスアサナというものであり、恐らく、世界のヨガ界において、九割九部九輪の人類が知ることのないものである。

それは、この動画の様に、見た目はなんら変わりない基本のアサナであるが、極少数の人類のみが感知する、決定的な質の違いであり、実のところ、そのアサナは純度の極めて高いサットヴァ性質を示す、良質のものなのである。

 

卓越した技術に基づき、裏付けられた真のアサナとは

他に類を見ること無き、真の浄化法であり

無明を取り除く、叡智の光なのである。

 

Om

 

坂東イッキ

 

 

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画像は2023年、広島にてヨガWS

 

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