メディカルヨガの真髄

満員御礼シーズヨガでの坂東イッキヨガWSの様子
 
 
 
 
 
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坂東 イッキ / Yogi / ヨガ講師 / 沖縄(@ikki_bando)がシェアした投稿

 

 

 

メディカルヨガの真髄

 

コロナでご無沙汰でしたので4年ぶり9回目となる、私のヨガWSを愛知県豊橋市のシーズヨガで、2日間ともに満員御礼にて開催させて頂きました。

今回の講座の内容ですが、初日は初心者、中級者用にヴァイクンタヨガ、フルエレメンタリーシリーズ90分のクラスを一本と、基本のアサナ解説を行いました。

ヴァイクンタヨガを長年、コチラのスタジオの方で行じていらっしゃっていて、今まで、私が会った事の無かった生徒さん達とも会うことができ、その方々達にもアサナのアライメントをお伝えする事もできて、とても有意義な学びの時間となりました。

しかし、知らない方々がヴァイクンタヨガされていて、キチンとしたアライメントでアサナを取られていらっしゃる姿を見てしまうと、やはり感動してしまうものです。ちゃんと伝えてくれているオーナーの千秋ちゃんにも感謝です。ありがとう。

今回のWSがご参加の皆様の、『ヨガに対する新たなモチベーション』になれたなら、嬉しい限りです。

 

また、私の長年の弟子の方々や、古くからの生徒さん達とも、久しぶりに会うことができてとても嬉しかったです。

3年前に身内でゴタゴタがあり、有りもせぬよからぬ噂を流されて、それ以来、私の方から連絡することもなく、しかしながら、『そんな噂関係ないと思ってたし。ヨガの先生はイッキ先生だけだから』と、そのように私に伝えてくれ、今回のWSに足を運んでくれた弟子の皆さんに本当に感動しました。ありがとう。

 

さて、2日目は6時間の集中講座でしたが、私の熱が入りついつい、濃い内容の7時間の集中講座になりました。

 

O脚、X脚、外反母趾といったこれらの脚の疾患について、症状改善の為のヴァイクンタヨガ解剖学的な見地と、幾何学的な秩序に従った、理論的な解説とアサナを用いた実践改善方法の伝授。

上記のインスタ動画のように、私の脚を基準値(アライメント、正しい形)として、O脚の非術者の脚とを比較検証し、アセスメント(判断、評価)を行いました。

その後は、参加者の皆さん1人1人の脚に対して解説を交えて評価し、参加者の皆さんが自立して、自己アジャストメント(自己補正)できるよう、私のデモを交えて徹底解説。

各自自身がアサナ施術を行ない、再現性を有して、症状を改善して行ける様、手取り足取りご指導させて頂きました。

 

 

今回、フォーカスした範囲に関していいますと、『個人個人が自立して私から習ったことを忠実に再現し自己練習することができる様にお伝えしています。』其れゆえに、ちゃんと自己練習していただければ、必ずや更なる良き結果に結びつけることが出来るはずです。

 

また、各自に対しての私からのアドヴァイスは、素人やヨガ歴10年そこそこの中級者からの見立てでは無く、
その方の要点に対してのみの、その道28年間のプロからの核心をついたアドヴァイスです。

そのことに対して改めて再考され改善のために向き合われる様に、プラクティスされると良い結果に結び付かれることになるでしょう。

ヨガに関する修練とは、目的を達成するという、その結果にすべてがあるのではなく、目的までの道のり、すなわちプロセスの中にこそ、学びは見出せるのです。

試行錯誤しながら進む道、その中にこそ本当の学びがあるのです。

 

 

さて、この様に、

私のヨガWSや各種講座の中での、ヨガの伝え方は、『アサナをドンドン取らせて汗を掻かせて気持ち良かったー!』 というような伝え方では無く、(それは、普段のクラスでのプラクティスでやればよいこと)

またそのことは、自身が取っているアサナを講師にアジャストしてもらい、その場はなんとなく納得した様な気にはなっても、その正しき形を自身が再現性を持ち取ることができない。ということにも繋がっているのです。

 

ですから、その様な再現性の無いWSや講座を、私がわざわざ行う必要性などなく。

そのような講座よりも、『各自が自立して考えを構築でき、習ったことに対しての再現性を有した有益な学びをお伝えしてあげたい』という私の本心なのです。

 

ですから、参加者の皆さんのヨガに対する知的好奇心に揺さ振りを掛ける様な、知的なアプローチをその主としてヨガをお伝えして来ています

 

なぜ?何のために?どのような理由で?その様に行うとどうなるのか?その背景にはどの様な考えがあるのか?

 

また..  このアサナは良いのか悪いのか? ではなぜ良いのか?悪いのか? どう改善すれば良いのか?

 

それらのことを、今までは、皆さんが考えなく無秩序に行ってきていたヨガに関する事柄を、

秩序立て順番を定めた規律として私が定めたヨガの法則、すなわちシステムとしてお伝えし、それに基づき各自が考えて行動、練習して行くことで、各自のヨガに知性の光が差し、今までとは全く違う、ヨガによる心身の改善方法を自立して成せるようになるのです。 

また、世に流出することのない、本当のヨガの歴史や、ヨガを取り巻く歴史的背景をお伝えすることにより、世界中の現代ヨギの持つ、ヨガに対する誤った認識や偏見を解くキーとなり、そのことは、自身の確固たるヨガに対する正しい考え方の基盤を持てるきっかけとなるのです。

このことは考え方のアジャストメントであり、

その様に、各自が『物事について考えること』また、『考えられる様になること』、そして、『習ったことをベースとして自分で考え、自立して行動できるようになること』それらのことを成せる様な、ヨガのお伝え方を私は心がけて講座を開催しているのです。

ですからこれらのことは、

 

『ヨガのプラクティス(練習)ではなく、思考のアジャストメント(修正)であり、ヨガのエデュケイション(教育)なのです』

 

世の中にある全ての事情の様に、教育を受けた後にプラクティスすることで、その効果は最大限に高まるものなのです。 

 

 

そして、それらの考え方や技術の上位概念となる、真のメディカルヨガとは、非常に実用的でありながら、熟知する者は世界中においても極々一部であり、

インド人、西洋人ヨギだから、知っているということでは無く、

また、巷のRYTを発行している有名無名ヨガスクール、ヨガ解剖学を教える者、有名無名ヨガイントラ達、そして、医療系関係者が権威権力の為に立ち上げた団体などには、私がお伝えしている様なメディカルヨガ知識のカケラは全く無く。

その様な者達が到底知り得る、または自力で構築できる様なレベルのものでも無く、

また、ネットや本に落ちている様なものでも無いのです。

それは幾何学的な秩序の中に在り、卓越されたアサナアライメントを基盤としたハイレベルなもので、

唯一、そのことを熟知し切ったヨギの賢者より、永年キチンと学んできた者のみに継承されてきている為、実際の世の中には出回ることの皆無な、

卓越した知られざる、叡智のヨガ技術なのです。

 

 

また、重要な事はこのように、ヨガの高き教養の範疇に於いては..

 

 

アサナは目的ではなく、常に手段でしか無いのです。

 

 

さて、そのような卓越したヨガ技術を、私はどこで学んできたのか?

ということを以下に記しておきましょう。

私は、1995年よりヨガを始めて、アイアンガーヨガ協会の最高位である、シニアヨガティーチャーの、Br.Rudara Dv 氏に、1998年から弟子入りしました。そして、師より他団体では決して見ることのない卓越したアサナアライメントからプラナヤマ、瞑想に至る、アシュタンガの8ステップを、25年の月日を経て現在まで全て学んできており、

そのことはマントラ、ヨガ歴史、ヨガ哲学、メディカルヨガというような、多角的なヨガの範疇を全て網羅し学ばせて頂いてきている経歴を持ちます。

また、現在においても、私は師よりその時々によってヨガに関するあれやこれやを習得しておりますし、一生その学びは続くでしょう。

そして、習得だけではなく、私自ら多角的にヨガを研究しています。それは、新しいアサナやメディカルヨガ手法、プロップス類の使用法といった、新しい分野の開発。そして、ヨガ歴史、哲学などの掘り下げモノの研究から、現代ヨガの無秩序な部位を規律として秩序立てるといった研究など多岐に渡るモノであり、

それらは、私のヨガ講座やこのブログで発表している現在です。(なぜ?私がアイアンガー協会に入らなかったのか?ということについては、皆さん不思議に思われることでしょうし、そのことについては、そのうちに文章にて表したいと思います。)

 

私的に考察し、アイアンガーヨガの特異点をあげるのであれば、ヨガ補助具の使い方もそうですが、それよりも、特質的な事柄として2点を挙げます。

 

一つ目は、アライメント(基準)という概念をヨガの世界に持ち込んだ偉大な功績。

二つ目は、メディカルヨガという分野を打ち立てた偉大な功績。

 

そして、そのアライメントやメディカルヨガに関して言及するならば、

故人であるBKSアイアンガー師が発案され現在に至っています。また、その卓越したアサナアライメント技術や、それを基盤として独自に発展させたメディカルヨガの叡智は、アイアンガーヨガ協会の中でのみ、謂わば秘密の知識として培われ進化してきたのです。

現在に於いてはその技術も多少流出してはいますが、まだまだその本質を知る人は世界的に見ても少ないのが現状です。ですから、高いレベルのアサナアライメントやメディカルヨガを習うには、アイアンガーヨガ講師の元で習うか、

もしくはアイアンガーヨガから派生した流派や講師に習う以外に手はないのです。

 

そして、それらのヨガの叡智をことを熟知する数少なき人類として、私はそうであるのです

 

(現在、アライメントと、そのことを基盤とした『アサナの法則』に関しての長文章を執筆中です。奥深いアライメントの世界についての詳細は、文章の完成まで今しばらくお待ちください)

 

 

私のメディカルヨガに関する経歴としては、2000年当初、師の助手を勤めさせられたのですが、当時の若き日の私は単なるアサナにしか興味の無い、すごいアサナの取れる単なるアサナヨギであった為、師の助手が全く務まらず、怒られ呆れられ、師の命令によりプネに住むアイアンガーヨガ講師の Dattatray Motokar 師の元に行く様に言われ、

そこで彼より、メディカルヨガの基礎の教えを賜りました。その後は2009年より、渡印の度、Rudara 師の助手としてインドリシケシにあったヨガスタディーセンターや、プネのアイアンガーヨガの総本山であるラママニヨガインスティテュートの方でメディカルヨガクラスで師匠のアシスタントを務めさせて頂き多くの患者へのヨガ施術を担当させて頂きました。

また、当時、プネのアイアンガーヨガの本山で開催されていた、メディカルヨガクラスは、世界のアイアンガーヨガ協会の中でもトップクラスの講師のみが施術を担当しており、講師、アシスタントを含めて入所していた日本人は私だけで、最高峰のクラスであるメディカルクラスにおいて他に日本人は見たことありませんでした。

(プネのアイアンガーインスティテュートの方には2013年を最後にその後は行ってはおらず、その代わりにリシケシにできた新しい師匠のスタジオの方に出向いてヨガ修練を現在まで継続して来ています)

 

 

真のメディカルヨガ、卓越したアサナアライメントの叡智習得されたい方は、私がコーチを務める『ヴァイクンタヨガRYT200講師養成講座』の方にご参加下さいませ。(来期の講座受付中です。今年九月講座スタート@沖縄にて!) 

また、沖縄にて、今年の七月、五日間のヨガ集中講座の中でもメディカルヨガにはフォーカスし授業行いますので、そちらの方にも是非お越しくださいませ。

 

Om

ヴァイクンタヨガ沖縄

坂東イッキ