ヨガと気候、気圧、場所についての考察

ヨガと気候、気圧、場所についての考察

 

今まで世界40カ国ぐらい訪れているが、

私的に南インド、プネの気候はハタヨガするのにベストだと感じている。

気温は摂氏30度ぐらいだが、低湿度で屋内に入れば丁度良い。

 

また海抜700mの高地で気圧も低いので、

プラーナ(中医学で云う氣の様なモノ)の流れがスムースで

カラダのコリがほぐれ易い=容易にヨガアサナをとり易いのだ。

 

気圧と関係あるの?

 

と思われる方は飛行機に乗ってマッサージしてみると良い。

いつもと比べてカラダのほぐれが良いはずだから… 

 

では、私の住んでいる地、沖縄はどうなのか?と云うと… 

結論的には夏場の沖縄はヨガには向いていないと感じている。

 

海抜0mの低地と大問題の高湿度。

夏場は少し動いただけでも汗をかいてしまい

スタミナと集中力を全て体外排出してしまう。

 

沖縄でのハタヨガ練習は気温と湿度が下がる

十一月ぐらいから三月中旬までがベスト。

 

余談だが、沖縄の冬の気候は寒くても

10度以下に下がることは滅多にないのだが

風が強いので気温より肌寒く感じてしまう。

 

この強くて冷たい風が曲者で、

カラダの各間接に突き刺ささり痛めていくるので

膝や首などの間接疾患を持つ方は

風の強い日には患部を風に晒さない注意が必要である。

 

私が思うに高湿度の夏場の沖縄よりは、

まだ寒い土地の方がハタヨガに向いているとおもっている。

始めは寒さで硬直しているカラダを、

アイドリングする様に徐々に温めほぐして行く様な流れで

アサナを取って行くとスタミナと集中力を最大限に活かせる様な練習も出来る。

 

結局自分がどこに住みたいのか?

という結論になるのだが・・

 

冬場は沖縄、夏は北海道、もしくは

どこか日本の山に住む。

これがヨガ人としての私の理想である。

 

また、日々のヨガ練習は降り注ぐ太陽の下で行ってます♡

という感じは、プロからみると、実は全くもってのナンセンスといえる。

 

勿論、イベントやショーで、イレギュラーにレクリエーションの一貫として

行うのなら判るし、私もよくその様なヨガイベントを楽しむために企画してきているが。

 

基本的に日々のヨガ練習は屋根の下で行うモノである。

 

また、瞑想するなら、地のエネルギーを十分に感じられる地下、洞窟が良い。

グラウディングの出来かねる高層ビルの一室での瞑想は迷走となりかねない。

 

 

いつかは聖アルナチャラ山にある聖なる洞窟の様な、瞑想用の洞窟を持ちたいものである。

 

 

Hari Om

 

坂東イッキ

 

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画像は2019年、南インドにある聖アルナチャラ山。19世紀この山のラマナマハリシという一人の聖者が住んでおり、

彼が瞑想していた洞窟があるのだが、中は聖なるヴァイブレーションに溢れており、今でも多くの人々が瞑想にこの地を訪れている。

 

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ヴァイクンタヨガ沖縄について

ヴァイクンタヨガ沖縄は沖縄県那覇市・国際通り沿いにて、18年の永きにわたり人々から愛されている会員制の老舗ヨガスクールです(ゆいレール県庁前駅より徒歩5分)

ヨギである坂東イッキをはじめとする、ヨガを愛して止まない練習熱心で経験豊富なインストラクター陣が、老若男女、初心者から上級者まで、個々のニーズに合わせた多彩なプログラムを用いて、どなたにもわかり易く上質なヨガの技術をお伝えさせて頂いております。

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